SSHサーバのインストール
sudo apt -y update, sudo apt -y upgrade で最新の状態にアップデート後、sshサーバのインストールを行う。
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図1 sshサーバのインストール |
SSHクライアントのインストール
続いてSSHクライアントをインストールする。インストールするのは
Teratermと
WinSCPの2つで、いずれもUSBから起動できるようにポータブル版をインストールする。
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図2 Tera Term のダウンロードサイト(窓の杜) |
図2は、窓の杜からTeraTermをダウンロードする画面。「Tera Term ポータブル版」の方をUSBメモリへダウンロードする。
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図3 WinSCP のダウンロードサイト |
図3は、OSDNから
WinSCPをダウンロードする画面。「最新ダウンロードファイル」から WinSCP-5.13.3-Portable.zip をダウンロードする。
SSHサーバへの接続
Tera Term
ダウンロードしたTera Term (teraterm-4.99.zip) をUSBメモリ上で展開して、フォルダ内にある ttermpro.exe をダブルクリックして実行する。すると、図4に示す画面が表示される。
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図4 Tera Term の初期画面 |
ここで、[Host:]にサーバのIPアドレスを入力して[OK]ボタンを押すと、図5に示す画面が表示される。
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図5 セキュリティ警告画面 |
これは、そのサーバに初めて接続した場合に表示されるセキュリティ警告画面で、なりすましサーバに誤って接続するのを防ぐために表示される。ここで、[Continue]を押せば、このサーバを知っているサーバのリストに追加し、以降、このセキュリティ警告画面は表示されない。ここでは[Continue]を押して次へ進む。
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図6 Tera Term のログイン画面 |
図6は、Tera Termのログイン画面である。[User name:]にサーバに登録したアカウントを、[Passphrase:]にパスワードを入力して[OK]ボタンをクリックする。
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図7 Tera Termでサーバに接続した画面 |
図7は、サーバに接続した画面である。ここから様々なコマンドを入力してサーバを操作することになる。
WinSCP
Tera Termを使えばサーバに接続して様々なコマンドを入力してサーバの操作を行えるが、サーバにファイルをアップロードしたりサーバからファイルをダウンロードしたりするのはできないことはないけれどあまり得意ではない。
そこで、ファイルのアップロード/ダウンロード専用のSSHを用いたフリーソフトであるWinSCPを用いる。
ダウンロードしたZIPファイル(WinSCP-5.13.3-Portable.zip)を展開した フォルダ(WinSCP-5.13.3-Portable)内にあるWinSCP.exeをダブルクリックして実行すると、図8に示す画面が表示される。
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図8 WinSCPの初期画面 |
左のリストの先頭にある「New Site」をクリックして、右の画面に以下の項目を入力する。
- Host name: サーバのIPアドレス
- User name: サーバに登録したユーザID
- Password: そのパスワード
これらを入力したら[Login]ボタンを押す。
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図9 警告画面 |
これは、図5で Tera Term の時に出たものと同じで、初めて接続したサーバを登録するかどうかを尋ねる画面である。[Yes]を押せば、サーバは登録され、次からは出ない。
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図10 WinSCPがサーバに接続した画面 |
図10は、WinSCPを使ってサーバと接続した画面である。左側のリストがクライアント、右のリストがサーバである。ドラッグ&ドロップで簡単にファイルのアップロード/ダウンロードが行える。
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