RGBインターフェースのトラブル
やっとインストールできたので、早速ネットワークの設定をしようとUbuntuにログインした。ところが、デスクトップ画面でマウス操作をするとなぜか画面が消える。ディスプレイ装置のLEDがオレンジになっているから信号が送られていない。しばらくしてディスプレイ装置に画面が表示されたが、マウスを操作するとまた消える。そのうち何も表示されなくなってしまった。このとき、ベアボーンとディスプレイはアナログRGBケーブル(D-Sub15)でつないでいた。どうも、このベアボーンはRGBインターフェースが不安定なようだ。
このベアボーンにはHDMIのインターフェースもあったので、HDMI→VGA変換器(ICZI HDMI-VGA(D-SUB)変換アダプタ)を使ってディスプレイ装置に接続すると画面が消えることはなくなった。
この現象は、今使っているベアボーンだけの問題なのか、それともNUC6CAYHの問題なのか確かめていないが、念のためこの変換アダプタを実験に使うだけの数購入することとした。メモリと言い、ディスプレイと言い、このベアボーンンには本当に悩まされる。これまで使ってきたベアボーンは何事もなくインストールできたというのに・・・。
ネットワークの設定とそこで出た問題
ディスプレイの問題が解消したところで、いよいよネットワークの設定を行う。まず、ベアボーンにLANケーブルを差し込んでから[システム設定]を起動する。
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図1 システム設定画面 |
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図2 「ネットワーク」の設定画面 |
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図3 「有線接続1の編集」画面 |
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図4 アドレスを追加 |
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図5 ifconfigの結果 |
すると、ここでもまたはまってしまった。リブートするとシステムが落ちるまでかなりの時間がかかる(数分)。そして再起動を始めても画面に何も表示されない。うっすらUbuntuの特徴的なえんじ色が見えるのでOSは起動しようとしているのだろう。ところが待てど暮らせどログイン画面が表示されない。そこで、しびれを切らして電源を長押しして強制的に落としてから再び電源を投入。しばらく待ってログイン画面は出たものの、ログインすると「システムプログラムの問題が見つかりました」というメッセージ。
そのうちマウスが動かなくなってしまい、再び長押しで電源を落とし、Ubuntuの再インストールからやり直す羽目に陥った。
これまでもUbuntuが固まって(固まったように見えて)長押しで電源を落とすことが何度もあったが、これはやるべきではないのかもしれない。
今回はネットワークの設定を変更したわけだが、そのため、いろいろな付加的な処理が発生して、それに時間が取られていただけなのかもしれない。にもかかわらず強制的に電源を落としたため、システムに問題が発生したのかもしれない。
今となっては想像するしかないが、長押しは最後の手段と肝に銘じておこう。
Ubuntuを再インストールして、ネットワークの設定を行うと、今度は再起動してもちゃんとログイン画面が現れた(さっきは何だったんだろう・・・)。ログインしてターミナルでifconfigコマンドを入力してネットワーク設定を確認した。
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図6 ifconfigでネットワーク設定を確認 |
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図7 IPアドr巣を指定してping |
更に、googleのホスト名を指定してpingすると、これまた応答が返ってきている。
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図8 googleへping |
これでネットワークの設定は終了!
おまけ
これでうまくいったと思いきや、一晩寝かせて翌日ログインすると、なんとまた[システムプログラムの問題が見つかりました]が出ているではないか!![]() |
図9 問題が見つかりました |
「残念ながら、Ubuntu 16.04 で内部エラーが発生しました。」の「詳細を表示」をクリックすると次のような画面が現れた。
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図10 詳細エラーメッセージ |
取り合えあず開いているダイアログを閉じて様子を見てみたが、その後エラー画面は出ていない。これまた何だったんだろう。
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